テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件の作品情報・感想・評価

『テロリズムの夜/パティ・ハースト誘拐事件』に投稿された感想・評価

[] 70点

1988年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。ストックホルム症候群の例として頻繁に挙げられる、パティ・ハースト誘拐事件についての作品。誘拐されたパティは目隠しをされたままクローゼットに押…

>>続きを読む

面白かった。金持ちの娘が活動家たちに拉致されて監禁されていくうちにその組織の一員になってしまうというまさかの実話。序盤の監禁シーンが異様に良く出来ていて、目隠しをされたままひたすら組織のイデオロギー…

>>続きを読む

ポール・シュレーダーが「Mishima」(1985)に続いて監督した事件実録映画。1974年、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハースト(「市民ケーン」のモデル)の孫娘パティ・ハーストが過激派・シンビオ…

>>続きを読む
O次郎

O次郎の感想・評価

3.7

”ストックホルム症候群”の典型例としてよく挙げられる令嬢誘拐事件を当人視点で描いた実話ベースのドラマ。

大金持ちの令嬢が過激派に誘拐・監禁・洗脳されたというセンセーショナルな内幕が下世話な興味を惹…

>>続きを読む

アクション映画の悪役のような出来すぎた存在感を削ぎ落し、テロリストを行き当たりばったりにことを進めては大騒ぎしているだけの、たんなる素人集団として描くポール・シュレイダー。思想が過激化すればするほど…

>>続きを読む
muscle

muscleの感想・評価

-

「わがままや弱さは革命の敵!」なんて山本直樹でしか見たことなかったセリフ群にときめく。ずっとファズぃギターが流れててとても良い。何も生きがいのなかった女がテロリズムの訓練をほどこされるなかで生きがい…

>>続きを読む
t

tの感想・評価

4.0

誘拐された権力者の娘が過激派グループに洗脳されていく実録モノだが、最後までどこまでが本心であったのか観てる側にもよく分からない宙吊りが快感。自由意志とは何なのか?クールなオープニングと早速の監禁シー…

>>続きを読む
自称B級映画ファンすら寄せ付けない孤高の芸術家。シュレイダーは褒められたいとか尊敬されたいとか思って創作したことがないのかな。ジョン・ウォーターズ作品でお馴染みのパトリシア・ハーストの実録映画。
だぶ

だぶの感想・評価

2.4
ストックホルム症候群の良い例映画

あなたにおすすめの記事