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少林皇帝拳のXXXXXのレビュー・感想・評価

少林皇帝拳(1979年製作の映画)
4.3
『キルビル』『少林寺三十六房』のリュウ・チャーフィー主演の知られざるカンフー映画!😆

皇帝である身分を隠し、陶芸や美術品の収集など、風流を追い求めるチャーフィー。そして、彼に弟子入りするワン・ユーの凸凹コンビの活躍を描いた作品。

監督は『酔拳2』のラウ・カーリョンで、本格的かつトリッキーなカンフー演出が見られます。
割とコメディ寄りの作品で、娼館での見栄の張り合いから始まり、ワン・ユーがおでこに出来た毒の解毒剤を探したりとか、オカマ爺ちゃんが率いる怪人7人衆との対決で、ワン・ユーが、毒入りのお茶でオカマ化する世界線が出来たりと、結構変な作品でした🤣
まさか、早すぎたマルチバース...?👀←(エブエブのつもり)

子連れ狼オマージュの場面があったりと、なかなかユニークですが、アクションシーンの殺陣は本当に見事でした。リュウ・チャーフィーは、何か事情があったのか、どちらかと言うと準主役でアクションシーンも少なめでした。

ワン・ユーは、70年代に人気があった俳優ですが、友人だったアレクサンダー・フーシェンが自動車事故で死亡した際に、車に同乗してた事から、メンタルをやられてしまい、その後薬物中毒に陥り、闇落ちして早逝すると言うハードボイルドな人生を送った悲運のカンフースターです。

今作、ジャッキーの『拳シリーズ』より、さらにトリッキーで珍妙な展開で、かなり面白く感じました。障がい者をキツめに揶揄する描写があり、今ではソフト化不可能でしょう。70年代カンフー映画戦国時代、徒花の様な作品でございました!🥺
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