taka

雨にぬれた舗道のtakaのレビュー・感想・評価

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)
4.0
フランセス(サンディ・デニス)になら飼われてみたい笑

冷たい雨の中、子犬の様に佇んでいるずぶ濡れの青年を拾う
ひと言も言葉を発しない従順で芸達者な青年は気まぐれで猫みたいでもある

施しと見返り
愛玩するがなかなか懐いてくれず欲求不満は増すばかり

アパートと外界の対比が孤独感を煽る
建物外からの流れるカメラワークが冴え渡るほか、室内移動やルーティンは「ジャンヌディエルマン」ぽくもあり
フランセスは終始無表情だけど、ピアノ〜レコードを聴く〜彼のダンスを眺める笑顔は光り輝いていた

目隠しシーンや姉×弟シーン等エロいが、徹頭徹尾イチモツを映さないバスタオル捌きが毎度決まっていて美しい笑

ほのぼの面白い反面、居心地の悪さも同居する味わい深い作品


メモ
婦人科での避妊談議
ゲートボール笑
神の御言葉
コーヒー代は理不尽w
taka

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