キャット・ピープルの呪いの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『キャット・ピープルの呪い』に投稿された感想・評価

深緑

深緑の感想・評価

3.5
怪奇であって怪奇でないみたいな絶妙なラインを提示してきた。

これからしばらく欲しいものを聞かれたらイマジナリーフレンドと答える。

中年にこそイマジナリーフレンドを。
TagTak

TagTakの感想・評価

4.0
孤独な少女の祈りが亡霊のごときイマジナリーフレンドを呼び寄せるダークなおとぎ話。リュートンホラーらしい陰影を巧みに配した撮影は見事で、木の葉舞う庭の現実離れした美しさにウットリ。
イマジナリーフレンドもの。抑圧された女性を描いた前作につづき、父親の唱えるアメリカ的な“普通”の家族、というお題目に適応できない子供を描いたという意味では、正当続編。猫関係ないけど。終盤の雪きれい。

ロバート・ワイズの監督デビュー作。制作のヴァル・リュートンが監督のガンザー・V・フリッチを変えて「市民ケーン」の編集のワイズを抜擢した。「キャットピープル」の続編でオリバー(ケント・スミス)とアリス…

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ryosuke

ryosukeの感想・評価

3.7

感受性豊かな少女が、同年代の子供と交流するよりも想像上の存在に惹かれていく物語であり、少女が幻想の世界の住人に呼びかけるシーンもあり、と「ミツバチのささやき」を思わせる要素が多い。「ミツバチ」でアナ…

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20210901
Curseだなんてとんでもない。イイハナシダナー。中盤からたびたび号泣。芸術的な志の高さをバシバシ感じる美しい作品でした。照明と美術。OPの絵本風のイラストと、主人公がお庭で○○と…

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ダークファンタジーというか、ティム・バートン風味がある。

ひょっとして、ティムはこの作品とか影響を受けてるのかなー?

前作の「キャットピープル」と打って変わって、こちらは内気な少女を中心にした世…

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ロバート・ワイズ監督のデビュー作。前編となる「キャット・ピープル」の2年後に同キャストで作られた後編だが、ホラーというよりダークファンタジーの先駆的作品ではないか。前作で救われなかった孤独なヒロイン…

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とうとう幽霊が出てきました!!
相変わらず怖さはゼロでしたが、内容は絵本のような良い話でした。

映像美は前作『キャットピープル』以上。
夜の映像が多い前作より、昼明かりの下の幻想的な光景が主体。

本作の中では前作における"キャットピープル"はイレーナの妄想話だという解釈になっていて、物語もそ…

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