ロバート・ワイズの初監督作。
続編なのを知らずに見たので一体何が「キャットピープル」なのかわからずじまい。
少女のイマジナリーフレンドが父親の死んだ前妻という不思議な話は、映像のかわいらしさも相まって切ない。
ヴァル・リュートンのプロデュース作品に共通するという、直接的でない雰囲気描写はたしかにいい。雰囲気すぎてイマジナリー・フレンドがなすことの恐ろしさのようなものは見えづらかったけど。
近所のお婆さんとその娘?の存在は最後まで謎で、この話にどれだけ必要だったのかよくわからない。実は娘が幽霊で…とか想像していたのにそれもなかった。