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キャット・ピープルの呪いのadeamのレビュー・感想・評価

キャット・ピープルの呪い(1944年製作の映画)
2.0
編集として「市民ケーン」などに携わってキャリアを積んだロバート・ワイズの監督デビュー作。
内向的で友達とも馴染めない妄想癖のある少女が古い屋敷に住む老婆からもらった指輪の力でそこにいないはずの女性の姿を見るようになり、両者は次第に心を通わせていく物語です。
モンスターものに食傷したホラーファンを狙ってRKOが40年代前半に取り組んだ低予算心理ホラー路線の1つだそうですが、不気味さを醸し出す演出意図は分かるものの怖さは感じませんでした。
もう少し尺をしっかり使って孤独な魂が共鳴し合うドラマに寄せてしまっても良かった気がしました。
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