こけしフィンガー

猟奇!惨殺魔/ザ・ミューティレーターのこけしフィンガーのレビュー・感想・評価

4.7
ティーンスプラッタ系のお手本のような映画かと思う。

話は大学生達が休暇を利用して、ちょっと闇の過去を持つ主人公の別荘に集まり、遊び始める

オープニングから、大学生達がいかにも80年代ソングといったような軽快なリズムのミュージックに乗せて車を走らせる描写が映るが、こういった冒頭もこの手の映画の入りとして王道描写の一つであると個人的には思う

13日の金曜日などに代表されるすぐにパコパコイチャつくアタマ空っぽの若者(バカ者)と比べると、こちらの若者達はモノポリーで真剣に遊んでおり好感持てる(モノポリーってそんな面白いのかな)

殺しの描写は見慣れている方からすれば、派手さはないと感じる人もいるかもだけど、見どころある殺し方もあり、白熱しました。やはりお股からいくやつが人気か。

BGMもなかなか良くて、プールでイチャつく男女 の時の曲はホラーらしくない美しい曲でした。

そのプールで突然電気がパッと消えて・・という演出とか、上手いですね

あと、舐めた警官が見回りに来て・・とか

殺人鬼に追われるとクルマがなかなか発信しないとか・・

ホラーのお約束というか、こういうスプラッタ映画でよく見る光景を余すことなく表現している感じが好印象極まりないです

パムだかバムだかって(処女をネタにされていた子)とスーだかって女性はなかなか美人でしたね

プールの彼女も魅力ありました。

こういう映画こそ手元に置いておきたいですね。