mmmu

母の手のmmmuのレビュー・感想・評価

母の手(1932年製作の映画)
-

・再評価されつつあるフランス映画の女性パイオニアのひとり、マリー・エプシュタイン(ジャン・エプシュタインの2歳下の妹)が共同監督・脚本をつとめる 主題も「女性らしい」といえる、母に捨てられた少女マリーと大学を出て保育園でメイドとして働くローズの擬似親子的関係を描く白黒トーキー映画。男児ならともかく、主役が女児であるのは当時としてはめずらしく、母を求めるマリーの睨みつけるような目線、「アスター」のようなホラー味がでてくるのはなんなんだろう 無口で若く聡明なローズの射抜くような視線は『キャロル』のテレーズを思わせる そして視線のやり取りに負けない異様なショットの構図、メリハリのあるテンポ、ぜんぶがすばらしいと感じました

https://youtu.be/8iOyPn07qBA
mmmu

mmmu