シャチ状球体

キルボットのシャチ状球体のレビュー・感想・評価

キルボット(1986年製作の映画)
2.4
低予算、低クオリティと一本筋が通ったホラー映画。

ドラマなんてものはなく、ショッピングモールに配備された警備ロボットが雷の影響で殺人マシンと化し、ついでにカップルたちがポルノを基にした恋愛観を展開したり襲われたりているうちにエンディング。

基本的に脚本の問題なのか演技力なのか、どのキャラクターもレーザーを撃たれまくってるのに避ける素振りも見せないし、全てのシーンが流れ作業のよう。

短い上映時間とテンポの良さ、そこまで酷くない光学処理、そこまで耳に残らないわけではない電子音楽のおかげでぎりぎり飽きが来ることはないものの、それはファストフード店のメニューが写真に近い見た目で提供される程度の幸運でしかない。
シャチ状球体

シャチ状球体