キャッスルグレンギャリ

モハメド・アリ/ザ・グレーテスト 1964-74のキャッスルグレンギャリのレビュー・感想・評価

1.0
U-Nextで鑑賞。これは酷い。filmarksの最低スコアが1.0なので、0だったら0点にしたい。
まずタイトルに「1964-74」とあるので10年間の軌跡をたどったのかと思ったら、そうではない。64年ソニー・リストンからタイトル奪取、リターンマッチ防衛から一足飛びに74年キンシャサの軌跡へ。その間に繰り広げられた最大のライバルジョー・フレーザーとの戦いには全く触れられない。顎の骨を砕かれてしまったケン・ノートン戦も。
上映時間の9割はファン、スタッフ、マスコミがどっちが勝つと叫んでいるシーンがひたすら流される。
しかも肝心のリストン戦、フォアマン戦のほとんどが映像ではなく、「画像」。あきれてしまった。youtubeでいくらでも見られるようになった今全く存在意義を無くした作品だ。