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アメリカン・ピーチパイのひのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・ピーチパイ(2006年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ほんとこの類の話はバレてしまわないかヒヤヒヤして怖い。イケパラ然りこの時代は全世界的に男装して男子高生のふりをする話流行ってたんですかね。

単に男装して男の中に入っていくという話ではなく、"女だから"と馬鹿にされる中、偏見や差別に立ち向かう力強い女性像が良かった。女に限らず"男でしょ!"とか妙にジェンダーの固定概念が強かったけど、この時代にしてはジェンダーに切り込んだ話だなと思った。

でも入れ替わり系特有のご都合主義な展開も満載だった。特に、男装姿のアマンダ・バインズが果たして本当にモテるのかは置いておき、双子と言っても全然似てないし、男装したところで本物のセバスチャンとは完全に別人にしか見えないので、最後のシーンとかよく乗り切れてるな〜と思った。

こういう作品観てるとつくづく思うんだけど男装なのに、髪は切らないでカツラで乗り切ろうとするんだろう笑

内容自体はぶっ飛んでてすごく面白かったので、現実にこだわらなければ楽しく観れると思う。

色んな違和感はあったけど、吹き替えで観てたからめちゃくちゃアシュレイ・ティスデイルの声が違う人から出てくるのが一番違和感だった笑
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