テンテンちゃん

マン・オブ・スティールのテンテンちゃんのレビュー・感想・評価

マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)
3.5
超加速バトルは圧巻で、この手のアクションは今までなかったのではと思う
物語はクリプトン星の終焉から丁寧に描かれていて・・・そう、全体に丁寧すぎるというか平坦で緩急がなく、やや退屈に感じてしまう
「えへへ、いきなり正体がばれちゃったね、クラスのみんなにはナイショだよっ」みたいなカタルシスがないのも残念
今までのスーパーマンはちょっと見上げたところにいた感じだったが、本作では同じ高さの目線で描かれている
共に迷い苦悩するにはスーパーマンはスーパー過ぎて、感情移入とまではいかなかった
でも、思い返してみると娯楽映画としてはかなり面白いほうで、往年のシリーズを知っているゆえの懐古主義的アラ捜しをしているだけかもしれない