うっさん

渇きのうっさんのネタバレレビュー・内容・結末

渇き(2009年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

心優しい神父が、病気の人を助けられないことに絶望し、致死率100%の治験に参加。奇跡的に助かるけど、輸血されたことでヴァンパイアになってしまう。←なんでよ!?
血を飲まないと生きていけなくなるけど、やはり神父。病気の人や自殺希望者からのみ血を取る。怪力になり、空とか飛んじゃって、ちゃんとヴァンパイアになってて少し笑えた。アジア系のヴァンパイアに違和感があるのかも。
一方で友人の妻と一線を越えたりしてて、神父の概念とは。と突っ込みいれたくなる。かなり入れ込んでて、結果友人を殺して、逃げようとした彼女も手にかけてしまう。慌てて彼女もヴァンパイアにしてしちゃったし。
でヴァンパイアになった彼女の邪悪なこと。今まで姑と夫に抑圧されてたからというのはあるだろうけど、あまりに純粋で悪気がない。神父は必死に止めるけど結局折れちゃうし、追い詰めて追い詰められて、最終的に消すこと、消えることを選ぶ。さすがにラストは切なかったけど、これで良かったかも。
気になったのは姑。どうなるんだろ。あそこで放置されたら助からないか。
うっさん

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