モグ

恋のロンドン狂騒曲のモグのネタバレレビュー・内容・結末

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

コメディというほど笑えるわけではなく、シリアスというほど重くもなく、いい人まともな人はほとんど出てこないけど、言うほど悪人でもなく。かなり絶望的なんだけど、ほんの微かな希望がないわけでもない。ウディ・アレンの見つめる人間たちの絶妙さよ。人は誰でも何かに依存している、不安定な存在という感じなんだけど、オカルトにすがる二人が微笑んで終わっているのは、現代人としてのアレンの信仰心なのかもしれない。
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