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メゾン ある娼館の記憶のaaaakikoのレビュー・感想・評価

メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)
4.5
今年一年で見た中で、心に残っている作品の中のひとつ。なかなか感想が書けなかったけど、年末になってやっとMarkする気になれました。

最高。
本当に素晴らしかった。
パリの高級娼館。
美しくて、怖くて、グロくて、でも美しくて、本当に悲しかった。
娼婦なんてたまにすごいきれいに描かれてる映画とかあるけど、こんなもんだ。
恐怖とか、血とか梅毒とか、香水とか、悪趣味とか。でもやっぱり美しい。

『燃ゆる女の肖像』のエロイーズ(アデル・エネル)が出ていた。
アデル・エネルは相変わらずブスッとした表情を浮かべていて可愛かった。
彼女が口の端をちょっとあげて笑いながら何かセリフを言うシーンがどれも良かった。

ひとつ文句を言うなら、このジャケ写がダサすぎる。作中の女の子たちは誰もこんなだらしのない格好はしていなかったですよ。
これじゃB級エロティック映画に見えてしまう。
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