P太郎

メゾン ある娼館の記憶のP太郎のネタバレレビュー・内容・結末

メゾン ある娼館の記憶(2011年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

フランス映画らしい耽美な感じかなーと思ってみていたので、オープニングが流れた時は「え!?そういうノリ!?」とびっくりした。
内容はニヒルな明るさがあり、陰鬱すぎなくてとても好き。
娼婦たちの仲の良さが何となく女子校を思い出すような感じ。
おかげで時々、娼館の話ということを忘れそうになる。
衣装やセットは19~20世紀初頭の退廃的な雰囲気がしっかり表現されていて美しい。
メイクも、それぞれの娼婦たちに似合うように行われていて素晴らしい。
最後にマドレーヌの顔をめちゃくちゃにした男の部屋に黒豹が入っていったけど、どうなったかな?
同じように顔をめちゃくちゃにされればいいのに。
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