見事な映像美、20世紀初頭の官能なパリの香りがしてきそうな、せつなくでも今と何も変わらない退廃的な人間模様が痛くてリアル。
こんなエロよりに売らなくていいのに。
タイトルは寛容の家的な?原題の意訳を…
このレビューはネタバレを含みます
監督・脚本ベルトラン・ボネロ
サンローランの監督さんなので。
やはり映像衣装小物、色のトーンが素敵。
この邦題とジャケットじゃ多分
誤解されてしまいますよね残念。
パリの高級娼館
性の欲望のはけ…
このレビューはネタバレを含みます
「私たちが燃えなきゃ夜は暗闇よ」
見どころが無いようだし全てが見どころのような気もした、山がないまま続いていく構成は彼女たちにとっては日常だけれどそれを知らない私たちからしたら非日常であることを感じ…
エロティシズムを感じないのはあくまで労働としてのセックスがドライに描いているから当然であって、何よりも編集と音楽の不適切な使い方が凄すぎる。アデル・エネルの「この部屋から出たら、絶対に男とは寝ない」…
>>続きを読むパリの高級娼婦たちの仕事や日常生活を垣間見る。女らしい屈託ない会話の端々にも薄幸の愁いや哀しみが漂う。やがて残酷にも不幸が彼女たちの何人かを襲う。娼館自体が廃れていった理由を思わずにはいられなかっ…
>>続きを読むグラス
20世紀初頭のパリ
高級娼館「アポロニド」の裏側には、女たちの人知れない孤独や苦悩が渦巻いていた
娼館一の美人だったマドレーヌは男にだまされて顔に傷を負い、常連客に本気でほれ込んだジュリー…
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