最近多い最強な男のアクション映画だが見てて気持ち良い。
トム・クルーズのアクションで外れは殆ど無いが、本作も安定の面白さがあった。
この映画は見てて本当に気持ちが良い。トム・クルーズ演じるジャック・リーチャーの登場シーンやピンチの脱出、悪党の追い込み方など全てに嫌味が無くシンプルなのにヒーロー感も有り最高に楽しませてくれた作品。特に好きになったシーンは警察に完全に追い込まれた時、車を乗り捨てたと思ったらバスの列に並び、並んでた人が帽子を貸してくれて脱出する場面。日本では考えられないが移民や多人種国家アメリカならではの警察への風刺の効いた素敵なシーンに微笑ましくも感じた。
最近この手の最強男系の作品が多いが、本作の良さはジャック・リーチャーと言う人物設定が殺し屋では無く根っからの正義と良い人と言う点に尽きる気もした。
