2012年 アメリカ 監督ロバート・ローレンツ 主演クリント・イーストウッド、エイミー・アダムス
老人の私に、
『今、どんな映画が必要か？』
と問われれば、即座に答えます。
クリント・イーストウッドの映画！と。
そう答えます。
もちろん、この映画は監督作品ではないですが、彼の魂にしっかり繋がっている映画です。監督は彼とかなり語り合ったはずです。どんな演技をし、どんな映画にするか。もし、そうでなかったら、この監督、相当の彼のファンです。クリント・イーストウッドは何者であるかを知り尽くしている。
※（このレビューを書き終わった後kazu1961さんのレビューに、監督は17年間クリントン・イーストウッドの製作を直に学んだいう説明があるのを見て、なるほどと納得）
この映画、泣かせる映画なのだろうか？ 頑固親父とその血を引き継ぐ娘のわだかまりが、だんだん雪解けしていく。娘役エイミー・アダムスがここのところを本当に上手く演じきっている。
泣きました。ジワーと。気持ち良く。
なんていい映画なんだろう！
題名通り、「人生の特等席」を見せてくれます。
5.0をつけると、もう後がないから...
だから、4.2で留めておきます。
