人生の特等席の波野なみ松のネタバレレビュー・内容・結末

父親とはまともな会話ができない！と怒っている娘のイライラにすごく共感。父親が病気なくせに「大丈夫」とか言い、娘が「んなわけないでしょ！」と怒るやりとりは、世界中で起きてることなんだろう。特別な過去がなくたって、父と娘なんて不仲で当たり前。しかもあの頑固親父では、仲良くなんて無理無理。
ドラフト１位指名のボー選手はめっちゃ感じ悪く描かれていたから、最後にカーブが打てないことが証明されてスッキリいい気味。そして主人公たちイイモンは皆ハッピーエンド。そのあたり勧善懲悪的な話の流れは単純すぎるけど、単純な話のほうがカタルシスがあるよね。
ジャスティン・ティンバーレイクが役者をやるんだね、と感心してたら、実況中継もできるとは。
序盤でイーストウッドが妻のお墓参りで『You are my sunshine』を歌うシーンで思わずホロリ。あれだけで妻をすごく愛してたことがわかる。さすが名優。