ダンディー

華麗なるギャツビーのダンディーのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.8
2022年、262本目(ドラマ除く)。

映像のきらびやかさ!
もうそれに尽きる。
映像がギャッツビーの心理描写そのもの。
上手いなぁ。

トビー・マグワイアがいい感じの立ち位置で、
ニックだけが常にまともでいてくれるから
見易い映画になってるね。

正直、ストーリー自体は、
意外と大したことないんよね。
やけど、レオ様の演技力と、
あのきらびやかな映像、
その映像を使った状況説明、心理描写が
もうとにかく上手い!
だから引き込まれるし、
見ごたえ十分なんやと思う。

トビー・マグワイアって
目がグリグリしててあんまり好きじゃないけど、
寝起きみたいな設定で、
髪の毛セットされてない、
下ろした状態で家から出てきたシーン、
ちょっとカッコいいと思ってしまった(笑)。

トム役の人、何かで見たと思ったら、
「グリンゴ」のくそ男やん!(笑)
なんか今回、もっと体格ゴツくて、
威圧感のあるイメージやったな。
役にピッタリやった。

レオ様の演技はすごいな。
いつ見てもホンマに自然すぎて、
色んな顔、表情がありすぎて、
とにかくすごい。
あんな目で見られたら、
誰でもメロメロになるわな(笑)。
街に全員で出てホテルの一室で繰り広げられる場面。
トムの言葉に激怒して、
トムに飛びかかって殴る寸前で止まるシーン。
あの時の怒りの顔がやばい。
マジの怒りの顔やで。
しかも、頬の筋肉がプルプルしてて、
筋肉まで演技で動かせるのか!
って、本気で感動した。

ギャッツビーは愛に生きた男。
彼の生き様は、実に哀しいね。

一度は見ておくべき映画やと思うね。
レオ様はマジですごいわ。
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