井口誠司

華麗なるギャツビーの井口誠司のレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
3.5
ラブロマンスはあまり好きではないが、
病的な執着の結果としてとても面白い作品。
 
全ては5年前に失った恋の為、世界は自分を中心に回っており、努力をすれば過去さえ変えられる。
他人の過去さえ変えられるという病的な執着。
 
人は世俗に塗れてよごれながら、妥協しながら生きていくもの。
そんな世界で高潔にあることができたとしても、他人にそれを強要することはできない。