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華麗なるギャツビーのdeepbluecreamのレビュー・感想・評価

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)
4.3
ド派手派手しい上に大げさ。その時点で好みが別れそう。私は見た目の時点で既に100万点。ディカプリオの人間味のあるどや顔、トビーマグワイアの困り顔、ジョエルエドガートンの上から目線が最高!ブルックスブラザーズ(よ過ぎ)、プラダ、ティファニー、時代背景、jay-z、クレーンパン濫用、フラッパーなど、これでもかとデカダンな華やかさで自分もパーティの中に入ったみたいな気分に。眼福。シャツ羨ましい。話自体は純文学らしくて充分悲劇的で、大成功といえるんじゃないかな。プラザのスイートで蒸気機関車の音がする演出やロゴにやたらよるカメラ、カーテンひらひらにはダサ過ぎて笑っちゃったけど、それも「逆に」いなたいと感じる何か。アメリカの歴史とそれに翻弄されたギャッツビーは切ない。デイジーは永遠に手に入らない夢の象徴なんだなーと。歴史や文化を持たずに移民で成り立ったアメリカにとってのギャッツビーの重要性。女性陣はおしゃれ以外あまり目立ってなかったけど、デイジーも言ってた。 that's the best thing a girl can be in this world, a beautiful little fool. な時代かな。ジョーダンはデイジーとは対極な女性像ぽい衣装だったな。マジで華麗。
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