一家惨殺の家に染みついた想い。怨念の恐怖ではなく、家族愛推しの家ホラー。
ダニエル・クレイグ&レイチェル・ワイズの幸せ夫婦。幼い娘二人ともども引っ越した新居はいわく付きの物件だった。
家をのぞき見する謎の男。地下倉庫に不法侵入し儀式をする若者グループ。幽霊に隠し部屋と異常行動をする娘たち。
「殺人事件があった家」というバイアスによる周辺住民らの人怖ホラーかと思いきや。作中半ば、早々に重要なネタバレあり。後半どうするの?って驚くも、なるほどそうきたかと。
ウィル・エイテンテンという名や家族の愛称、精神病院のくだりや隣家の親権問題など、いろいろ詰め込まれているものの、終えてみればハートウォーミング。
怖さやグロさより、ちょっとしたサスペンス&しんみりを求めるときにオススメ。
真冬にネグリジェでうろつくレイチェル・ワイズ。これも理由あってのことと納得しかけたけど。。やっぱりおかしいような。。
memo → ネタバレコメ
鑑賞 2020.11.01 ザ・シネマ