クリーム

ザ・レイドのクリームのレビュー・感想・評価

ザ・レイド(2011年製作の映画)
3.9
主演のイコ·ウワイスは、東南アジアの格闘術シラットの使い手なのだそう。かなり激しく、バキッ!グサッ!グチョッ!と流血もバッチリの本格派格闘アクション。何も考えず、格闘シーンに魅了される。内容はシンプル。敵の激強格闘家の身のこなしが凄かった。こう言う作品もたまには良い。面白かったです。

インドネシアの麻薬王リヤディの所有するマンションは、彼のアジトで住人は、ほぼ彼の手下。中では麻薬の製造も行う悪の巣窟だった。強制捜査に入るSWATチーム。侵入すると子供に目撃され、警部補が子供を撃った。銃声が響き渡り、住人とSWATチームとの激しい銃撃戦が始まるのでした。



ネタバレ↓



SWATチームの一員で新米のラマはこのビルに兄のアンディがいる事を知っていて連れて帰るつもりだった。
警部補は、裏でリヤディと取引していたので、情報は筒抜け。その為、マンション中の手下から総攻撃を受けたSWATは、皆殺され、残ったのは怪我人とラマと警部補の3人となった。
アンディは、リヤディの手下だが、ラマが来た事を知り、脱出させようとします。監視カメラでバレ、リヤディは、マッド·ドッグにアンディを痛めつけさせた。ラマがアンディを助ける為、駆け付けるとマッド·ドッグは、アンディの鎖を外し、彼等と戦う事を望みます。1対2の戦いなのだが、戦いを楽しむこの男は、激強。大格闘の末、蛍光灯の破片でマッド·ドッグの喉を切り裂き、2人が勝利。アンディがリヤディ(警部補が殺した)の悪事の証拠書類をラマに渡し、負傷した仲間と共に裏切っていた警部補を逮捕し、マンションを後にします。アンディは、その場に残り帰らない選択をするのでした。

たまにシンプルな王道格闘アクションは、楽しかった。しかも結構残虐で、子供を銃で撃ったのには驚いたが、ラマの格闘無双ぶりは、爽快だった。シラットとカンフーの差は解らなかったが、キレッキレッで、軽快に倒して行く姿に手に汗握り没入感に浸りました。
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