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図書館戦争 革命のつばさのGINのレビュー・感想・評価

図書館戦争 革命のつばさ(2012年製作の映画)
3.7
国家による「検閲」を題材にした作品。
表現の自由を、図書の観点から誇張して物語にしてるんだけど、観ていて普通に面白いと言うか、上手いなと思う👍
上質なアニメは、下手なドラマや映画よりも断然優れていると思う。
さすがプロダクションIG。
活き活きとしたキャラ設定。
絵もキレイだ。
恋愛要素もあるけど、清々しさがあって、メリハリが効いていて、話の流れを良くしている気がする。
元々テレビシリーズからの延長なので、把握してるのと、してないのとでは話の呑み込み具合が全く違うのだけど、何とな〜くでも見られるかもしれない。

中盤で若干中弛みした感はあったけど、後半は緊迫感が増し、良い具合に仕上がっていた。
ドラマチックな展開が明らかにベタで、それがかえって安心するというか、アニメらしいなと。
不満があるとすれば、理屈でガチガチになるよりは、主人公がハチャメチャやってくれた方がいいなと思ってたんだけど、テレビシリーズの時と比べると、主人公が仕事に責任感持ち始めてて、それがブレーキになって少〜し物語をつまらなくしていたかも。
でも、まぁしょうがない。
この作品自体がきっと好評だったテレビシリーズの感謝状のようなものなのだろうから😁
Base Ball Bearが懐かしかった♪
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