P弼三太郎

ひまわりと子犬の7日間のP弼三太郎のネタバレレビュー・内容・結末

ひまわりと子犬の7日間(2013年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

泣ける映画かと思ったけどそんなことなかったのは、多分自分が大人になったからと、そもそも犬飼ったことないからかも。

きっと子どものころ見てたら、泣いた?かもしれない。不幸が重なって飼い主と離れてしまった犬、確かにかわいそうとは思ったけど、それ以上に保健所の現状、主人公の立場がわかってしまって、そうは言っても税金で賄っているんだから勝手なことできないよ...と1番に思ってしまった。娘の父に対する嫌悪感もわかるけど、それは社会を知らないから。こんなこと思ってしまうくらいには大人になってしまったのかと、自分に呆れてしまう。結局、そういう動物が溢れてしまってるのは人間が悪いのだろうけど。
保健所のことをよく知らないけど、殺処分の業務は動物に対して何も思わない人ならぴったりなのかなとも思う。嬉々としてやる人は逆に危ない気がする。
面白さ感じるより前に全然別のところで思うところあったので、もっと幼い時に見て純粋に「悲しい」「かわいそう」って泣きたかった作品。

犬の演技確かにすごいなと思った。あれは仕込めるものなの?うなりとか、人間に対して心開いた時の表情?とか。

あと母親あまり話に絡んでこなかったな。

23/11