たた

LOOPER/ルーパーのたたのレビュー・感想・評価

LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)
3.8
ルーパーと呼ばれる殺し屋達がおりまして、未来から転送されるターゲットを殺すのが仕事。(未来社会では殺人と後始末が困難だという理由)

そしていつか、組織との契約終了の合図として、未来の自分自身が転送されてくる。
(ターゲットが自分自身であることは、殺したあとに分かる仕組みになってる)

その瞬間、自分の余命(30年)が確定し、それまでの報酬で余命を過ごすんである。

…という設定がまず面白い!

手違いやら、未来の自分の反乱で、殺し損ねてしまった場合、何が起こるのか?
組織はどう始末を着けるのか?

面白いのは「逃亡した未来人」を探す方法ですね。
それは、現代の若いほうを取っ捕まえて、腕にナイフでメッセージを刻むこと。「この場所に来い」と。

すると未来人の腕に古傷として表れるわけです。なるほどねー!

その内、指が消え、鼻モゲラになり、過去の自分が捕まってムゴイ目に遭っていることと、もう絶対に逃げられないことを、文字通り自分の身をもって知るという…
恐ろしい!絶望!

ストーリーの流れ的には、なんだかターミネーターみたいになっていきます。
未来の指導者が育つ前に、殺しに来たったんだぞーっていう構図。善悪の関係はちょっと違うけど。

・・・

子役の演技が印象に残った。
チャッキーみたいな怖さと貫禄!
吹替で観たので、声の演技合ってない感あったけど、表情見てるだけでも存在感がすごかったです。
たた

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