ルーパーと呼ばれる殺し屋達がおりまして、未来から転送されるターゲットを殺すのが仕事。(未来社会では殺人と後始末が困難だという理由)
そしていつか、組織との契約終了の合図として、未来の自分自身が転送されてくる。
(ターゲットが自分自身であることは、殺したあとに分かる仕組みになってる)
その瞬間、自分の余命(30年)が確定し、それまでの報酬で余命を過ごすんである。
…という設定がまず面白い!
手違いやら、未来の自分の反乱で、殺し損ねてしまった場合、何が起こるのか?
組織はどう始末を着けるのか?
面白いのは「逃亡した未来人」を探す方法ですね。
それは、現代の若いほうを取っ捕まえて、腕にナイフでメッセージを刻むこと。「この場所に来い」と。
すると未来人の腕に古傷として表れるわけです。なるほどねー!
その内、指が消え、鼻モゲラになり、過去の自分が捕まってムゴイ目に遭っていることと、もう絶対に逃げられないことを、文字通り自分の身をもって知るという…
恐ろしい!絶望!
ストーリーの流れ的には、なんだかターミネーターみたいになっていきます。
未来の指導者が育つ前に、殺しに来たったんだぞーっていう構図。善悪の関係はちょっと違うけど。
・・・
子役の演技が印象に残った。
チャッキーみたいな怖さと貫禄!
吹替で観たので、声の演技合ってない感あったけど、表情見てるだけでも存在感がすごかったです。