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白いカラスのmamamimiのネタバレレビュー・内容・結末

白いカラス(2003年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

自身が黒人系である出生を老人になるまで隠し通し、幽霊発言が人種差別であると大学を辞めさせられた教授。自身が黒人系出身だと話せば解雇はなかったかもしれないのに、言えず差別されることへの言い知れない恐れのようなものを感じた。一度それで結婚できなかったから、隠すなというのも酷だと思うがそこまで隠さなくてはならない人間社会の悲しさを感じた。
妻が血栓でなくなり、自身の半分くらいの若い女性に溺れる必要性があったのかわからないし、やっぱり少し抵抗があったが、女性も養父から性暴力、母親は信じず今も他人のような扱い、子供を火事で亡くし、元夫は戦争などでおかしくなる。2人が元夫に殺されたのは驚いた。アメリカの闇を詰め込んだ感じ。
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