『アベンジャーズ』の激闘により、心の傷跡が癒えないトニー・スターク／アイアンマン（ロバート・ダウニー・Jr.）。
過去の出来事がきっかけに、テロリスト集団に命を狙われる、というストーリー。
本作のヴィランを演じるのはガイ・ピアース。
人間の脳を最大限に活かし超人化する技術「エクストリミス」を研究する人物。
鉄をも溶かす特殊能力を活かしたアイアンマンとのバトルは本作のハイライトの１つ。
主人公トニーの恋人ペッパー（グウィネス・パルトロウ）も加わった戦いは注目すべきポイントだろう。
また、数多くのアーマーが登場するのも本作の特徴。
遠隔操作を行ったり、遠方からアーマーが飛んで来て装着したりと、技術も進歩。
新キャラにも注目したい。
ベン・キングスレーが演じるマンダリンはユニーク。テロ集団の主犯格と思われていたこの男性。しかし、クスリと笑いたくなるキャラ。シリアスな物語の進行の中で、良い脱力感を与えてくれる。
併せて、少年ハーレーとトニーの出会い・交流は、今後のシリーズに影響を与えそうな予感もする。
トニー・スタークのキャラは魅力的だし、批評的にも興行的にも成功している。ファンが多いのも頷ける内容だろう。
が、早朝に鑑賞したせいか、どこか作品の世界観に入り込めなかった。自分に喝。
▶『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』へと続く……。
