アイアンマン3のYouのネタバレレビュー・内容・結末

アイアンマンのシリーズもいよいよラスト。 監督が変わり、いままでとは違う作風でラストを締めくくります。 ということで、予告編などをみると少しダークな雰囲気。ヒーローとして悩み葛藤する姿に焦点が当てられるのかなぁと思っていたら…。 今まで通りユーモアも含んだポップな内容でした。シリーズ1番の能天気さだったんじゃないかな。(最高の褒め言葉です) まあ、とにかくトニーは悩みます。アベンジャーズでの経験がフラッシュバックしては悩むし、スーツがない時の自分は生身の人間だからね。悩むのも仕方ないか…。 しかし、それ以上に馬鹿げたアクションが多い。 パワードスーツを着ては脱ぎの繰り返しで目まぐるしく変化するアクションの迫力は素晴らしいし、トニー以外のキャラクターそれぞれにも見せ場があって良かったと思う。これぞエンターテイメントという雰囲気でアイアンマンを愛する監督だからこそ、映し方もピカイチでした。 グゥイネス・パルトローは特にカッコ良かったね。ラストの演出には驚きました。 悪役がいままでに比べスケールがダウンしたように感じてしまいましたが、スピーディーな展開、敵、見方が変化するストーリーは飽きがきませんでしたね。 今回は、ストレスフルなトニーですが、子供との交流やベッパーとの関係性など、思わずほっこりしてしまうような場面も多く、キャラクターとして魅力的。 作品単体では物足りなさも感じますが、シリーズの締めくくりとしては満足です。