あの『貞子』が災禍を巻き起こす発端を描いた映画。
劇団研究生、山村貞子(仲間由紀恵)は
看板女優アイコ急逝で、急遽主役に
抜擢される。
生前アイコは毎晩悪夢で井戸を視ており
他の劇団員も井戸の夢を視ていた。
貞子入団から悪夢を視ると悪評が立ち
アイコ殺しは貞子のせいと疎まれる。
一方、新聞記者の宮地(田中好子)は大島の小学校担任教師を取材、貞子のクラスメイトが海で14人溺死する予言をし、
貞子は海に入らなかった話を聞き、
疑念を抱いていた。
貞子は舞台演出家重森に気に入られ、
劇団員遠山(田辺誠一)とも親しくなり、
男同士で揉めた末、重森死亡。
遠山も重傷を負うが貞子の手のひらで
触れると治癒した。
貞子主演舞台初日、記者宮地は貞子の
正体を暴こうと母シズ子の公開実験の
音源を流し貞子が錯乱。舞台で死者が
出て、観客も逃げてしまった。
全部貞子のせいと劇団員から袋叩きに
遭い貞子死亡。
記者宮地は劇団員と貞子遺体を連れて
養父の伊熊平八郎を訪ねる。
伊熊宅２階にはもう一人の貞子(分裂体)
が監禁されており宮地が分裂体を殺す。
すると貞子遺体が蘇り、劇団員と宮地を瞬殺して廻る。
伊熊は死にたくないと懇願する貞子を
井戸に遺棄。
貞子は人間たちによって長いあいだ、
嫉妬やひがみ、養父からも酷い目に遭い
殺された。
鈴木光司原作の設定では、
貞子は半陰陽という身体的特徴を持ち、
色白、黒髪で長身華奢、大人びた顔立ちの美女である。
この世に恨みを持った貞子が怨念となってビデオに念写した、という事象が
『呪いのビデオ📼』根源だった事が分かり、本作を鑑賞して良かったです❗
