6つの物語を同時進行で見せる演出が巧み。前後のシーンで微妙に重なってるんですよね。前のシーンで携帯電話を取り出したら、次のシーンでは固定電話が鳴り始めたり。なので、バラバラな6つの物語を見せられてるんだけど、不思議と連続してるような感覚で観れてしまいました。あと、画面右から左に向かって逃げ始めたら、次のシーンでは同方向に列車が走っていたりとかも。
ただ一つ一つの物語は大した話しじゃない感じがしましたよ。伝えたいテーマとかメッセージなんかもモノローグとかで語られちゃってたりするんで、深みのない印象です。
でも、メインの俳優さん達の特殊メイクでの演じ分けは面白かったです。
同じ役者さんがわざわざ演じる必要が？という意見もあるようですが、時代や国を超えて様々な役割に転生しているってゆうのは「袖振り合うも他生の縁」的で意味があったと思いました。
