2015-02-18
三浦しをん原作の「神去なあなあ日常」を映画化した「WOOD JOBウッジョブ!」がかなり面白かったので、見ようと思った作品。宮崎あおいが出てるし。
ところが、エンドロール見て、石井裕也監督作品だとわかり、驚いた。
なんと先週借りた映画、二本とも石井裕也監督作品だったとは!
物凄く面白かった。辞書にかける情熱が伝搬していくのが、面白く描かれていた。
玄武書房辞書編集部のメンバーたちのチームワークの良さ!
契約社員のおばちゃんが、馬締くんの恋が話題になった瞬間、かぐやの勤める料亭に今夜の予約を入れるのが、リアルな感じで笑えた。
世界で一番シンプルな告白も良かった。
馬締「好きです」
かぐや「私も」
オダギリジョーもええ味出してた。
さらに、黒木華も。
小林薫、加藤剛はさすがの存在感。
辞書を愛する人々。その情熱が辞書を作っているのだ。言葉に対する情熱。
三省堂が特別協力、本当の人たちの姿を感じられる作品だった。岩波書店も協力していたな。
三浦しをんのお父さんは、国文学者ということで、こんな作品を書いたのかな?