スコットランドのロックフェスT in the Park が舞台。互いに初対面のミュージシャンの男女が謎の男性によって手錠でつながれてしまい2日間一緒に過ごす羽目に。こんなあり得ない状況で、さて二人は仲良くなるのかそれとも... というストーリーです。2011年の映画なのですが、いろいろ今のご時世にピッタリです。
1. まずフェスは最近パンデミックで話題になってますよね。私は全然そういうのに参加したことないのですが、こんな感じなんかぁと眺めていて面白かったです。これぞスコットランドと思ったのはお天気。常に曇りか雨で地面がドロドロ、大量のゴミも混ざってマジで汚い。自分だったら絶対萎えるのにみんな楽しそうに過ごしてて、さすがでございますと思いました。
2. ウクライナにいましたね。今年初めくらいに4か月手錠を付けたままで生活し手に潰瘍つくってまでインスタでバズらせたバカップル(笑)。
3. 逆ソーシャルディスタンスってやつでしょうか、常に6フィート以内が守れそうです。
手錠に関する設定には無理があって到底納得し難い。が、逆にそこさえ割り切ってしまえば、実際にフェスで撮影されているだけあって非常に臨場感があり楽しい。主人公アダムのデュオパートナー・タイコ君の黄色をアクセントにしたファッションがめっちゃオシャレ。ボケ役のマネージャーも普通だったらイラっとするけどフェスだから可愛く許せてしまう不思議。何もかもとにかく完全に舞台設定勝ちな映画です。
時間も短くてサクッっといつもと違う雰囲気のラブコメを楽しめる良作です。
