リンチェ

アパートメント:143のリンチェのレビュー・感想・評価

アパートメント:143(2011年製作の映画)
3.6

母親が病死して以来心霊現象が起きるようになった家を出て、新しい部屋へ引っ越したホワイト家の面々(父、思春期の娘、まだ小さい弟)だが、そこでも心霊現象が起きてしまう。父のアランは超心理学科学者チームに調査を依頼するが…的な話🫨

チームが家の隅々に仕掛けた定点カメラとハンドカメラによる、モキュメンタリーホラーでした👻❗️
最初は電気系統の異常などから始まった心霊現象が徐々にエスカレートしていくのが見応えありました😊
「ドクター」と呼ばれるチームのリーダーの、心霊現象やホワイト家の抱える心理的な問題への分析も、科学や心理学に基づいていて説得力がある物で、物語を理解するのに一役買ってました(しかも結果的にほぼ正解)🤲
何より良かったのが、この手のモキュメンタリーにありがちなカメラワークの悪さを、ほぼ感じなかったことです😆ハンドカメラがブレても定点カメラを併用している為、現状をしっかり把握出来たのは秀逸な演出だと思いました😙たまに勝手に動くけどね、定点カメラ🥶❗️

洋画ホラーらしく、霊の姿が侘び寂びも無くガッツリ映るのであまり怖いと思いませんでしたが、下手にグロテスクな表現に頼っていない、良質なホラーでした🎉❗️もっと怖かったらホラー好きな方にも迷わずオススメ出来たかと思うと、その点だけが悔やまれる作品でした🥺
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