しまくん

カミハテ商店のしまくんのレビュー・感想・評価

カミハテ商店(2012年製作の映画)
3.0
主人公の女性は、短時間であろう市場で働き、逃げずに生きている。弟も、いろいろあるが生きている。福祉課の男性、片道切符しか切れないバスの運転手、人との関わり、必要なんだなと感じさせられる。主人公の弟が飲み屋で出会った女性から、子供を頼みますとの手紙と添えられていた通帳。そのお金はどうしたのかな?自分の借金返済につかった?それとも……。人それぞれに、事情はある。こーでなきゃいけないという決まり事もない。が、この言葉を最近?前からかも知れないがよく耳にする。私たちは、生かされていると。生かされているんではなくて、生きているんだと。一生懸命にとは付けない。何故なら、しんどいから…。
コッペパンと牛乳とても魅力的です。そのコッペパンに魅了された牛乳配達の男性の笑顔と『毎度ありーぃ』の声掛けが素敵です。
僕は、暗い映画には感じなかったです。
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