てるる

ボーンズ・ブリゲードのてるるのレビュー・感想・評価

ボーンズ・ブリゲード(2012年製作の映画)
3.7
伝説のスケボー集団「Z-BOYS」を描いた実話の映画化「ロードオブドッグタウン」以降LOD
この映画の脚本はZ-BOYSの中心的メンバーのステイシー・ペラルタ。

そのペラルタがその後、会社を立ち上げ優秀な若手を集めて結成したのがBONES BRIGADEだった。

あのトニー・ホークやトミー・ゲレロ、ロドニー・ミューレンなどを擁するスケボー集団。
これはステイシー・ペラルタが監督も務めたドキュメンタリー。

LODとセットで観ることをオススメ。
LODに出てるスキップという実在の人物がいて今は亡きヒース・レジャーが好演してた。

LODを観ておくとステイシーがスキップからめちゃくちゃ影響受けているのが分かる。
もちろん悪いところは反面教師にしてるから、ボーンズブリゲードのメンバーから凄く慕われてる。

そしてボーンズブリゲードのメンバーがみんな良い子だし、スケボーに一途なのが好感持てる。

スケボーが世界的なブームだった時にそれこそ若い頃に名声と富を得た彼ら。
普通ならドラッグやら酒、女の子に溺れそうなところを彼らは口を揃えて「使い方が分からん」「貯金した」と言うのが微笑ましい。
とにかくスケボーを愛し、滑ってれば幸せ。

ボーンズブリゲード以外のスケボーチームも出てくるけど、ワルそうなヤツらで犯罪に走った人もいるそうな。

そんな良い子ちゃんな彼らにも周りからの目、プレッシャーに悩み、スケボーを止めようとしたことも。
そこに寄り添ったのがステイシーや仲間たち。
これは泣ける(꒦ິ⌑꒦ີ)

劇中でも語られるけど、どちらかといえば学園ヒエラルキー底辺にいた子たちが始めたのがスケボー。
お調子者っぽいメンバーがコンプレックスを語るシーンとかにも涙(꒦ິ⌑꒦ີ)

ちなみに全盛期の時に日本にも来てたらしく、TV番組に出演してるシーンあり。
これがいかにも日本のバラエティ番組って内容でちょっと恥ずかしいw

余談だけど、スケボーと音楽は相性良くて、パンク・ハードコア・メタルのDVDにスケボー映像が付いてるのが結構あったりした。
学生の頃は音楽からスケボーに興味を持って、後輩達と練習したのは良い思い出。
まぁ才能ないのでケガしましたけどねw
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