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ルビー・スパークスのcookieのネタバレレビュー・内容・結末

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

「リトル・ミス・サンシャイン」、「プリズナーズ」、「それでも夜は明ける」で観て気になっていたポール・ダノ。
奇人風?の役柄のイメージが強かった彼が主演のファンタジーということで気になっていた作品。

夢で見た理想の彼女が、現実の世界に突如として現れた!という、そう目新しくもない設定ながら、北欧をイメージするようなビビッドな色使いがお洒落✨だったり、プールで泳ぐシーン🌊が美しかったり、展開にも目が離せなくなってくる。

最初は良い関係の二人だったが、カルヴィンと距離を置きたがったり、逆に彼に依存してしか生きられない姿を見せたり...ルビーを変えてしまうのは、彼のエゴ。
タイプライター(文字が絡まって打てなかったり、滲んだりが懐かしい☺️)のキーを叩き続ける狂気じみたシーンには、承認欲求も表れていた😱

二人の関係が綺麗に品良く描かれていただけに、パーティーのプールでのルビーは見たくなかった...🫣

カルヴィンは母親が変わってしまったと思っているようだけれど、今のパートナーといることで、カルヴィンの知らなかった部分の彼女らしさが出せているんじゃないかな💫
それにしても、ジャングルの中のような家、素適だった〜🌿

二人の関係には頃良いバランスというものがあるわけで、一人の変化はもう一人にも影響する。
その人らしく生きられているか。
相手が変わったと感じたら、自分を省みることも必要かも🤔

ラストはベタではあるけれど、やり直せるっていいこと!💮

ルビー・スパークスって名前の響きも、それがそのままタイトルになっているのも、私は好き👍

ルビーを演じたのは「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」のゾーイ・カザン。
彼女が手掛けた脚本を、実生活でもパートナーであるポール・ダノの提案で「リトル・ミス・サンシャイン」の監督ジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス(夫婦です)に見せて映画化🎬
ポールとゾーイは製作総指揮も務めている。
互いに高めあっている素敵なカップル!✨

母親の再婚相手役のアントニオ・バンデラス、どこかて観たと思ったら「スパイキッズ」🕶️
子供が小さい頃、一緒によく観たな〜☺️
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