もち麦

伴奏者のもち麦のレビュー・感想・評価

伴奏者(1992年製作の映画)
4.0
ずっと観たかったクロード・ミレールの作品。
演出の仕方や登場人物の表情で、憧れや嫉妬が見事に表現されていた。
時代背景も伴い全体的に暗かったけれど、確かな情熱が感じられる数々の場面。
綺麗な歌声。ピアノの音色。
何とも言えない空虚なラスト。
確かに彼女は「伴奏者」であったものの、可愛らしく大人しい見た目に反してものすごい野心を隠し持っていた。そしてまだ20歳。これからどうなるかは彼女次第だな〜。
もち麦

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