どちらかと言うとミュージカルは、セリフが歌が多いので苦手だなと思っていましたが、これは、違いました。
原作小説を読んだことがあって、すごく好きな作品だったのでどうなのかなと思っていましたが、映画ならではのエンタメ感はありながら、俳優陣はすばらしく、それぞれのシーンが美しく構成されていていて原作を好きな私でもよかったなと思えました。苦手なハズの歌に感動しました。確かに、原作がなかなかの超大作なので、全てを詰め込むのは無理という前提ではあるけれど、この時代のヨーロッパの雰囲気を壊さず、主人公の人生を飽きさせることなく見せてくれて、いろんな感情を湧き立たせてくれた時間だったと思います。
ヒュー・ジャックマンさんと、ラッセル・クロウさんがあんなに歌が上手いとは思わず、すごく驚きました。
私の大好きな作品です。