まつむらはるか

レ・ミゼラブルのまつむらはるかのレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
5.0
上映当時感動して初めてリピート鑑賞をした映画!

ミュージカルって”突然歌い出す”というイメージでなんだか苦手…という印象を抱いていたんですが・・・

この映画は『逆に全部歌え!!!』スタンスでセリフがほぼ全てメロディに乗っている!ことと、吹き替えではなくその場録音で歌う画期的な方法のおかげで、この映画を観てから他のミュージカルを観ると不自然に感じてしまうほどに自然。
原作もミュージカルも知らなかったのですがはまってしまい、3時間の長丁場ですがアルバムを聴くような感覚で20回以上観ています。

ヒュージャックマンが同一人物とわからないくらいの役作り(なんと、奥さんも映画初見でわからなかったそう!)だったり、アンハサウェイがガリガリに痩せたあげくに綺麗な長い髪をばっさり切って坊主になったり(髪を切るシーンの撮影に入る直前に悲しくなって本当に泣いちゃったらしい)、体を張った演技も見所です。