李

レ・ミゼラブルの李のレビュー・感想・評価

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)
4.4
歌の量の面でも内容の面でもヘビーなミュージカルに圧倒される。

ジャン・バルジャンが生まれ変わると心に誓ったきっかけである司教からジャン・バルジャンへの赦し、殺せる状況であったのに殺さないという選択をしたジャン・バルジャンのジャベールへの受容、マリウスへの自己犠牲を厭わない想い、様々な形の愛と受け入れがどこか悲しい。

自分の正義に基づいて追ってきた相手に助けられその相手が善人だという事実、自分の信念は間違っていたのか、そのジャベールの葛藤も見ていてとても苦しかった。彼の結末の行動が理解しきれたわけではないけど。キャスト陣の魂のこもった歌声も圧巻でした。One Day Moreが1番好き。
ほぼ電車鑑賞&何回にも分けて観たせいで感動薄れたから、今度は一気見したい✊
李