RIO

もうひとりのシェイクスピアのRIOのレビュー・感想・評価

3.8
劇作家としてのウィリアム・シェイクスピア
自筆の原稿は1つも見つかっていないなんて不思議です
本当のシェイクスピアは誰なのか

ストラトフォードのシェイクスピアは商人だった
オックスフォード伯エドワード ボルベック子爵はオックスフォードのシェイクスピアとも言われていて
この作品ではエドワードが書いたとされていた
政治性のない芸術などただの装飾だ 思想のない芸術家は靴でも作ってろという言葉が素敵
自分はストラトフォード派です

笑いと風刺で観客をひきこむ魅力
37の演劇と154扁の詩を作曲していただけでなく俳優でもあった
シェイクスピアは思い思いに名詞や形容詞を動詞にしたり単語同士を繋げて新しい単語も作った majestic, bloody, lonelyとか

謎過ぎるシェイクスピアという存在が後世に想像力を与えてこういう映画も作り出す
もうレジェンドです

エリザベスの後の王位継承を巡る陰謀が渦巻いていた時代
「ハムレット」「リチャード3世」などと絡めながらの演出も見応えありました
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