ヘンダーソン

ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!のヘンダーソンのレビュー・感想・評価

3.4
生活、人生をダンサーとなることに捧げる子供達を描いたドキュメンタリー。家族ぐるみで多くを犠牲にして、投資する。
本編でも扱っていたが経済力や時間等の環境が揃っている人間でなければ競争のスタート地点に立つことも難しい。
最後は、追っていた子達の多くが未来に希望を抱くことの出来る終わり方だったが、その陰で大きな挫折や絶望を味わう子たちが沢山いることを忘れてはいけない。
ここまでやることが本人にとって幸せかどうか、正直疑問に思うし、親は自分が子に与える影響力を認識する必要があると感じた。