【飛びたい踵】
年末に、ささやかながら楽しい体験となりました。
劇場行ったらまず、親日家であるナデリ監督が構えていて、パンフ買うとサイン入れて手渡し。顔は怖いけど(笑)。
作り手としてこの姿勢…
この映画は、映画についての映画では勿論無いのですが・・・
十数年前にこの映画を見た時に、自分が映画に求めるもの全てがぎゅっと詰まっていてそれには何の過不足も無い、そんな映画だと思いました。
美し…
1970年代、ペルシャ湾の港町で懸命に生きる孤児を描いたアミール・ナデリ監督の自伝的映画。
これほどまでに人間の生命力を感じさせる作品はあったであろうか。
余計なものがそぎ落とされた映画。
上映…
瓶集めや水売り、靴磨きで一人生きる純朴な少年アミル。船や飛行機への叫び掛け、波止場のオープン・カフェでどこからともなく流れる米国の音楽…外の世界は手が届きそうだが届かない。でも少年は一歩ずつ自分の…
>>続きを読む少年の圧倒的なパワーに圧倒される
今まで観た作品の中で1番エネルギーに溢れた作品だった。
最初は大人に怒られたり友達との競争に負けてしまったりしていたアミロ。
しかし苦しく困難な状況に挫けることなく…
被写体が動いているというだけでこんなにも楽しいのか。子どもが動物が走り、飛び、海が揺れ、火が燃える。それだけのことがゆるぎない圧力で迫ってくる。ストーリーはないけれど、唯一の虚構としてラジオから漏れ…
>>続きを読む叱咤激励
笑顔が印象的な映画でした。
少年の仕事遍歴
(ビン拾い(ゴミ捨て場→海)⇒水売り⇒靴磨き)と
折れずに挑み走り続けるパワー。
そして、
駆けぬけ、翔け上がる姿に、
こちらが笑顔とパワ…