あきら

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」のあきらのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

いやもう何回見たことか!!!!!

これ見てから私の中で無界屋蘭兵衛は早乙女太一しかあり得なくなりました。
誰もが言ってるけどとにかく殺陣‼︎
凄まじく速いし強いし、舞うように美しいのに血生臭くて完璧‼︎‼︎‼︎
「野心に生きるは遅すぎる〜」のとこで毎回大号泣しますし、楽しそうな虐殺焼き討ちはゾクゾクしますし、天魔に口説き落とされるとこを剣捌きで表現しきるなんて、あんなことできるんだ!何それすごい!かつてあれほど美しい吐血描写見たことないよ⁉︎あんなに悲しい外道見たことないよ⁉︎
首から下げてる数珠を捏ねくりまわす仕草がいじらしくて、ほんと好き‼︎
基本的に無表情で身体で表現する役だけど、いい街を褒められるとことか最期の「来い太夫」の淡い笑みに心底ぐっとくるんですわ。

対する森山もすごい。なにあのマント捌き。あの布の動きまでが完璧にコントロールされてるのすごい。んでどんだけトリッキーなことしてても瞬間スッと体幹が通るから、ああ彼もまた魔王に愛でられた人なんだって説得力がすごい。

聖子さんが贋鉄斎は驚いたけどさすがの貫禄だし、兵庫も沙霧も勢いあって良かったし、びっくりしたのは小池さん。あんなに動けるのもだけど、じつは直向きで純なすげーいい女だった!あの極楽めっちゃ好き!

捨と天魔が同じ顔って設定を捨てて、三人による全く別の物語を構築したのがこのワカドクロだと思うし、最高に好きで、これ以上のものは絶対にないだろうと思ってたのに鳥ドクロでまた度肝を抜かれたので、ソフト化全力待機してます。
あきら

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