Ray

ゲキ×シネ「髑髏城の七人」のRayのレビュー・感想・評価

4.1
キャスティングの妙だわ。おぐりっしゅも太一くんも素敵だったけど、なにより小池栄子が素敵だ。気風の良さ、眼差しの強さ、どれも無界の里の太夫にふさわしい。あと、森山未来くんの演じる天魔王の気持悪さも最高(笑)。関東荒武者隊の登場シーンも良かったなぁ。
ストーリーも面白く、楽しさも切なさも涙も笑いもバランスよく含まれていて、緩急の付け方も文句無し。休憩いらない!と思うほど、集中して入り込める作品だと思う。
ちなみに、ゲキ×シネというスタイルには初めて触れた。すごい、の一言に尽きる。確かに舞台映像なのに、きちんと映画にもなっている。視力の関係で舞台をなかなか楽しめないわたしには、本当にありがたい。
Ray

Ray