かぶき

つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語のかぶきのレビュー・感想・評価

3.4
男に振りまわされる女達、その男達を振りまわす一人の女

男の身勝手さを阿部寛一人がなんか全て背負っているのではないか。
そういうのをひっくるめて彼は艶を愛し抜く事で、葬式の最後の安息にたどり着いた。
艶が危篤になってからの艶に対する姿勢はもう復讐の様に見えた。

撮影や照明はかなり良かった。音楽が少しワザとらしさを感じた。
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