やん

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日のやんのレビュー・感想・評価

3.0
視覚や聴覚的な効果にばかり意識を奪われがちだが、実は流石アン・リーと唸りたくなるような丁寧に積み上げる演出や語り口が印象的な本作。宗教感や人間の本質に迫っていて見応え充分。監督賞を獲ったのも頷けるデキ(ただし、氏の作品ならブロークバック・マウンテンの方が断然上との認識)。ただやはり個人的にはこの手の3D作品は好きではない。だからの点数であり評価。良作であることに疑いの余地はない。
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